2周年のご挨拶

2020.04.01

皆さまこんにちは

 

ゆいの杜は今日で2周年を迎えたことになります。

この2年という歳月は、ご縁をいただいたご入居者の皆さま、ご家族、近隣や関係機関の皆さまのお力をいただくことで、積み重ねることができました。

職員一同、厚く御礼申し上げます。

 

本当にさまざまなことが起き、大勢の方に影響を及ぼすことになった2年間でした。

 

昨年の夏には虐待行為が発生しました。

ゆいの杜が存続していく以上、決して忘れてはいけない事件です。

被害に遭われたご本人、ご家族からのお気持ちを受け取り、真摯に向かい合って改善に向かうことを誓いました。

我々のような介護保険施設における、基本的な社会資源としての役割から生活支援の姿勢、就労環境の見直しといったことを改善計画に盛り込み、継続して取り組み続けています。

 

今年に入ると新型コロナウィルスの脅威にさらされ、被害は国内だけでなく世界に及ぶほどになりました。

ゆいの杜も当然のように面会や外出の制限が始まり、ご入居者の皆さまはご自身の意思に関係なく突然ご家族と会えず、外にも出られない生活を余儀なくされています。

面会に関しては、何かしら、お会いできなくても近況を知る方法や、生活の様子を感じられる方法が無いか急務として検討しています。

近隣の病院や自治体にも蔓延しており、いつ侵食してくる分からない中で、可能性を極力絶っていくことしかできない状況が続いています。

 

一つひとつ挙げればきりがありませんし、そこにある想いも様々な色や形をしていることでしょう。

 

私が思うことは

一つひとつのもの毎に沢山の方が関わり、当然その数だけ想いがあり、こういった福祉施設に従事している以上、一つとしてないがしろにしてはいけないということです。

 

ゆいの杜は、生活を豊かにしていくべき場所でありたいと常々感じています。

 

ここに住むことになったご入居者、ここを選んでいただいたご家族、ここで働く職員。関わる皆さまが少しでも何かを得られるように支援が続けられ、実を結ぶことを願って3年目を過ごしていこうと思うのでした。

 

開設準備の頃と比べ、自分がブログに顔を出すのは極端に少なりました。

毎年毎回同じような事ばかり言っていますが、ふと振り返った時に、変わらない想いの中でゆいの杜の成長が感じられるようにがんばりたい、という気持ちで取り組んでいきます。

 

 

何卒、今年度も宜しくお願いいたします。

 

ゆいの杜

仁和

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